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景。
「名所江戸百景」が好きだ。
歌川広重の浮世絵、略して江戸百。
ポップな景、沁みる景、粋な景、
色っぽい景、不思議な目線で切り取られた景、
やけっぱちとしか思えない景が満載だ。

江戸百というくらいなので描かれているのは東京近辺。
中には「湯しま天神坂上眺望」のように
周りの景色こそ違うが
鳥居や階段など現在も変わらず残っている場所もある。

私の家は旧東海道の傍にある。
ご近所も描かれてないかなと探してみると
品川、梅屋敷、羽田、鮫洲。
街道筋だもの、然もありなん。
などと思っていたら、以外にも大森が描かれていた。
しかも駅近、「八景坂鎧懸松」。

 ネットによれば
 この松は高さ20メートル程の大きさで
 奥州征伐に向かう八幡太郎義家が
 八景坂を登りきったところで
 松に鎧を掛けて休んだという
 伝説があるそうだ。
 現在この松はもちろんないが
 その三代目といわれる松の切り株が
 天祖神社にあるという。

 てんそじんじゃあ?

 地元の人間なら
 誰しも知ってると思う。
 大森駅西口を出て
 池上通りを渡ると
 すぐに神社に続く階段がある。
 ほう。
 この浮世絵の
 下の方から続いてるのが
 八景坂で
 現在の池上通りと
 云われている。
 東京湾を望み、左の方は品川。
 絵の真ん中ら辺、
 海辺の松並木が東海道らしい。



ということは、現在私が住んでいるあたりは
この絵からははみ出てしまうが

この松並木の右方向の延長上ということか。

しかも東海道の外側。
海やがな。
いやいや。
家の向かい(海側)にはお寺がある。
このお寺の創建時期は?
と調べてみたら鎌倉時代だった。
海ではなかった。
でも「海岸寺として建てられた」とネットにはあるので、海っぺりであることには違いない。

因みに私が生まれ育った家は、やはりこの絵からは右にフレームアウトしてしまうが
八景坂と東海道の間、だいぶ東海道寄り。
そして家人の実家は、この絵の鎧懸松を見ている地点の後方じゃないだろうか。
(まあ、山の手のおぼっちゃま。)

しかし、そうは云われても鎧懸松がある辺りは何処なのだろうか。
どうもイメージできない。

しばらくの間、鎧懸松のことばかり考えていた。

答えは向こうからやって来た。

地元のお友達、Sさんが、
「ほら、これ。」と云って、「月刊おとなりさん」を見せてくれた。
「月刊おとなりさん」は大田区、品川区の情報誌である。
Sさんは、大森風に吹かれてでお馴染みのミュージシャンが掲載されていると
私に見せてくれたのだ。

「ふむふむ」とページをめくっていると
「八景坂鎧懸松」の記事があった。

記事によれば、鎧懸松は現在の大森駅山王口(大井町寄り)に直結した
ララという商業ビルの辺りにあったという。
ララは1978年に開業し、それ以前は山王会館名店舗街という商業施設で
その前は、とあるお方のお宅であった。
1957年頃山王会館着工の際、そこにあった大きな松の木(鎧懸松の三代目?)は
件の天祖神社に移植され、やがて枯れてしまったそうだ。
ララの池上通りに面した入り口あたりに
たい焼き屋さんがあり、そこに鎧懸松があったというのだ。

こうなると「八景坂鎧懸松」は俄然、天祖神社辺りから鎧懸松を臨んだ風景の様に思えてきた。

ほう。これは見に行かなければ。
ということで行って来た。(今までもさんざん歩いてたけど)



上の写真は大森駅西口を出てすぐのところ。

横断歩道は池上通りで
渡ったところに見えるコンクリートの塀のようなところは階段であり、
この階段を上ると更に天祖神社に続く階段の麓にでる。



そして階段を上ると天祖神社。
  

でもって天祖神社から池上通りの横断歩道を見たところ。
結構、高い。



池上通りを大井町方面に臨んだもの。浮世絵当時よりは緩やかな坂だ。

 
下の写真がララ。何故か鎧懸松の垂れ幕が。これは旬の話題なのか?



でもって下の写真がララの前辺りから池上通りを臨んだところ。
右側手前の緑は街路樹だが、奥の緑は天祖神社のもの。
やはり、この浮世絵は天祖神社からの景色なのか。



下の写真は池上通りから左手に降りる階段。
突き当りの先には大森駅のホームがある。JRの線路は池上通りと平行に続いている。
そして突き当りの右手には飲み屋街(通称地獄谷!)がある。

  

地獄谷から池上通りを見上げたところ。
文字通り、だいぶ下った。



これが地獄谷。いい感じのお店がいっぱい。


大森駅のホームから、地獄谷と隙間の向こうの池上通りを臨む。
石垣の上が地獄谷の地面だ。

 

そして、下の写真は駅の外、東海道側にでたところ。
東海道側から池上通りにはJRのガードを潜って行く。
このガードの左側(東海道方向)はもう下らない、ずっと平らである。



鎧懸松のある崖っぷちをJRが走り、大森駅がある感じ。
天祖神社からこのガードまで、かなりの高低差を実感した。

鎧懸松はもうないが、「八景坂鎧懸松」の景はちゃあんとありました。
| まつ | 01:34 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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Comment
ぶたとん『豚番長』が気になるざんす。
Posted by: きーす |at: 2014/09/29 8:26 PM
因みにキースさん、この隣の中華屋「杯一」に行っています。(今はもうない。。。)
Posted by: まつ |at: 2014/10/03 12:40 PM








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