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本当のこと

飼い主が病院に入ったきり死んでしまった。

「ひとこと何か言ってほしいわ。飼い猫としてはね。」

飼い猫はそう言って、飼い主に会うため意識を集中させる。

 

花が咲いていて傍に清らかな小川が流れている、

小さなコーヒー店におばあさんは居た。

 

「とっても気持ちいいので何か忘れとった。いかん、いかん」

そう言っておばあさんが店の外にでてみると

草むらに飼い猫を見つけた。

 

「ああ、やっぱりあんなとこにちょこんと首だけだしておる。

 さよならを言うのを忘れとったよ。」

 

おばあさんは静かに微笑みながら飼い猫に近づき頭をなでる。

「さよなら。」おばあさんが言った。

「さよなら。」飼い猫も言った。

(大島弓子著 「綿の国星ー葡萄夜ー」より)

 

事実を認識しながらも、悪い夢をみているような感じが続いている。

加川さんの唄を未だに自分から聴くことができない。

 

この飼い猫のようにあの天国とやらで

気持ちよさそうにコーヒーでも飲んでいるところを

垣間見ることができたら納得するのだろうか。

 

昨年の6月、下北沢ラカーニャで

「みらい」発売記念のライブを見て以来

私は加川さんのライブを見ていない。

CDに「私のmirai」と書いてくれた。

 

私はくよくよするタチだから

何度となく加川さんの唄と

そのひととなりに助けてもらった。

私にとって加川さんは本当に大切な人だ。

 

加川さんはいつも優しく、いつも厳しく、

いつも冗談めかして本当のことしか言わない。

それは唄にも顕れている。

ずっとずっとそれを感じてきた。

 

加川良のmiraiがどんな風になるのか私には判らない。

 

でもそんな加川さんの思考が

私の思考と少しずつ融合し

私の中で醸成され

 

何かを感ずる時

何かを言う時

何かを書く時

何かを判断する時

少なからずそれが現れる。

 

そんな風にともに生きていけたらいいな

 

 

よし、頑張って初めて言おう。

 

加川さん、心からご冥福をお祈りします。

どうか安らかに。

 

う、やっぱだめだ。

 

| まつ | 20:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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